出戻り先輩を囲む会
どうでもー、デモムです!
今年の漢字が「密」ということで、ワイドショーであれこれ、首相や各大臣が自分の1文字はあれこれ、などニュースになっております
菅総理の「働」はどうなの?と一瞬思いましたが、こんな事まで聞かれて大変ですね
あと、過去の「今年の漢字」を調べてみたら、95年以降で「金」が三回、「災」が二回も選ばれてました
災いは仕方ないとしても、金はもっと別な字がなかったのかなーと思いますね
一年を代表する字なので、出来ることならかぶり厳禁でお願いしたいものです(何様?)
個人的には、今年の漢字で「戻」が選ばれるように日々精進したいと思いました
今年の漢字だけではなく、流行語大賞でも「出戻り」を選出させたいですね
あわよくば「出戻り」の「出」と「戻」をガッチャンコして「出戻り」と一語で記せる造語を国語辞典に登録させたいです
そもそも「出戻り」という言葉がどちらかというとネガティブな言葉っぽく見えるのは、「戻」の字が持つ意味からくるイメージなので、「戻」という字がオシャレでスマートなイメージに変えられるように「出戻り」が頑張りたいですね
さて、先日「出戻り先輩を囲む会」が開催されノコノコと行ってきました
なんやかんやで50名くらいの参加者がいて、それだけでも出戻りに関心のある人がいるんだなーとわかったのと、皆さん自分のキャリアをちゃんと考えて他人のキャリアも参考にしようとか真面目だなーと思いました
ぼくの場合、結果として今時点で上手くキャリアのステップを踏めていると思いますが、一つ一つの選択は割りと行き当たりばったりなところもあるので参加した人達に感心しました(何様でしょうか)
厳密には参加した人達は「出戻り」に関心があるのではなく、「出戻りしたキャリア」と「社外経験」に関心があるようです
どうしても、同じ会社にずっといると「他社はどんな感じなのか」とか「自分の市場価値はどうなんだろう」とか気になったりすると思います
あと、自分が社外に行った時に失敗しないように、「社外にいくとどんなことが大変か?」「どうして戻ろうと思ったか?」「そもそも戻れるのか?」ということを聞いておこうという人も多いように思いました
あと、驚いたのが50代の人も数名いて、その人達は定年後のキャリアの参考にしたいということでした
その人達に僕の出戻り経験がどう参考になるのかは正直不明でしたが、自分としては新しい気付きになりました
今後、人材の流動化が加速するのは確実ですが、定年後の再雇用含め70歳くらいまでのキャリアデザインが必要になってくると思います
会社の社長レベルになると60代前半でもバリバリ最前線の人もいますが、40代を過ぎてある程度限界が見えてしまった人は、60代にどう会社に貢献するのかということは個人にとっても会社にとっても課題です
現状は、デジタルツールを駆使して仕事をやってもらうのには限界があるので、60代の活用方法に悩みを抱えている組織もあるかもしれません
一方で、今後はAIを使うことで、途中の作業に労力をかける必要性が減少し、人に教えるような知見やノウハウをAIに教えることでビジネスが進められるようになってくるはずなので、50代や60代もビジネスの前線で活躍できる期間が長くなってくると思います
世の中の再雇用制度について調べたことはないですが、出戻り採用と再雇用制度は、今後人事の二大重要戦略的になるでしょう
いずれについても共通する点は、「過去に働いていた人をどう活用するか」です
もちろん、会社と個人はそれぞれが選ぶ立場であるので、会社に選んでもらうための実績や魅力は必要ですが、外に流れていった人やリタイヤしてしまうかもしれない人を如何にエンゲージメントして活躍させるかは非常に大事でしょう
そして、定年後の再雇用の人達をエンゲージする方法が、出戻り活用の中に隠れているのではないかと思います
ものすごい良いことを書いているはずなんですが、概念的なことばかりで書いている自分でも着いていけなくなってきたので、このへんにしとこうと思います
とにかく今回の囲む会では、参加人数と質問など雰囲気から、出戻りに対する期待と関心が強いことは非常にわかりました
次のステップとしては、人事に出戻り社員の活躍状況のヒアリングするところですかね
「そもそも活躍している人はいるか」「活躍のレベルは非デモドラーと比較して高いか」「活躍している人はどんな特徴があるか」などでしょうか
はい、では!